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イグ・ノーベル賞✨唾液について!

こんにちは。智治矯正歯科 歯科衛生士の寺西です😊

9月12日にイグ・ノーベル賞の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われましたね!イグ・ノーベル賞とは、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して与えられる、ノーベル賞のパロディになります。

このうち「化学賞」は、千葉県浦安市の明海大学保健医療学部の渡部茂教授らのグループが受賞しました。5歳児30人を対象にした研究は渡部氏が北海道医療大学歯学部の助教授時代、同僚だった今回の共同受賞者であるいずれも歯科医の大西峰子、今井香、河野英司、五十嵐清治氏とともに行い、1995年に専門誌に掲載されました。

授賞式では、渡部氏と約30年前に被験者となった渡部氏の息子3名が出席して当時の研究を実演。ニュースで授賞式の一部が放送されていましたが、受賞者の持ち時間が過ぎて、壇上に現れてスピーチを止めさせようとするタイムキーパーの8歳の女の子と、お菓子をあげてスピーチを続けようとする教授の掛け合いがとても面白かったです✨

会場は爆笑に包まれていましたね!日本人の受賞は13年連続とのことです。おめでとうございます☺🎉

研究内容は、小児歯科医の渡部さんが4年がかりで、「5歳児の1日の唾液生産量の推定」という論文をまとめ、1995年に発表。当時は子供の食事中のデータがなく、今回、幼稚園児男女15名ずつの計30名の5歳児に、ご飯やリンゴなど6種類の食品を噛んで紙コップに吐き出す実験を繰り返してもらい、分泌される唾液量を測定。子供たちの1日の食事中の量を足して、1日500mlとはじき出した。その前に渡部さんたちが推定した大人の量は1日570ml。「小さな子は唾液が多いイメージが強いが、唾液腺も口の表面積が小さく、実際は大人より少ない」との結論を導き出した。との事です。

 

唾液には様々なお口の中を守る作用があります😃💕

大きく7つです。

①自浄作用(お口の中をきれいにする働き)

②再石灰化(虫歯を防ぐ働き)

③殺菌・抗菌作用(細菌が入ってくるのを防ぐ働き)

④保護作用(お口の中に傷ができないようにする働き)

⑤緩衝作用(お口の中を中和してくれる働き)

⑥消化作用(食べ物を消化する働き)

⑦排出作用(異物などを身体から排除しようとする働き)

唾液を増やすためには、水分補給や、食事中にしっかり咀嚼することガムを噛むことが挙げられます。

舌の体操唾液腺マッサージについては以前ブログで書いているので、ぜひご覧ください☺🍀

https://www.tomoharu-ortho.com/2019/02/25/2793/ 

 

話は変わりますが、今日9月23日は秋分の日ですね。「先祖をうやまい、亡くなった人を偲ぶ日」とされています。昼と夜の長さがほとんど同じ長さである秋分の日は、お彼岸の中日にあたります。私も先日家族とお寺へお彼岸法要へ行ってきました。太陽が真東から昇り、真西へと沈む秋分の日は、この世とあの世(彼岸)がもっとも通じやすい日としても考えられているそうです。この日はお経を読んだり、お坊さんのお話をきいたり約2時間。思い出を振り返ったり、自分自身ともゆっくり向き合うことができたので、行ってみてよかったです😊☀