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マウスピース矯正

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、着脱式の透明なカスタムメイドのマウスピースを装着し、歯並びを改善していく治療方法です。
従来の矯正装置は、矯正装置を歯の表面に装着するため、見た目が気になる、長期間装着しないといけないという面から、なかなか治療にふみ出せない方も多いかと思います。見えづらい治療方法として、歯の裏側に装置をつける舌側(リンガル)矯正に加え、マウスピース矯正が挙げられます。写真の様な歯にぴったりフィットする透明の装置のため、笑った時や会話をしている時など目立ちづらい特徴があります。

マウスピース矯正
(インビザライン)とは?

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)とは、米アライン・テクノロジー社が開発したマウスピースによる矯正治療のシステムです。2006年に日本で導入されました。
90カ国以上の国々で440万人を越える患者様が治療を受けており、近年では日本でも「目立たない」「取り外しできる」という利点から、マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)による矯正治療を希望される方は増加傾向にあります。
さらにマウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)なら、通院頻度が一般的な矯正治療より少なくできるといった利点もあります。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります

マウスピース矯正のメリット

  • Merit1

    デジタルセットアップにより、歯の移動の最短距離を探すので、治療期間が短くなります。

  • Merit2

    マウスピース型矯正は、1枚あたりの歯の移動量がコンピューターで管理されており、ワイヤー矯正に比べると痛みが少ないです。

  • Merit3

    マウスピース型矯正装置は、取り外し可能なので治療中でも歯磨きをしっかり行うことができるので、口腔内を清潔に保つことができます。

  • Merit4

    金属アレルギーの心配のある方もマウスピース型矯正装置を用いた治療なら安心して行えます。

マウスピース矯正の
デメリット

  • Demerit1

    マウスピース矯正では、光学スキャナーにより歯並び、お口の中の状況を把握し、治療を始める前に矯正終了時の歯並びをシミュレーションします。そのデータをもとに、カスタムされたマウスピースを製作し、装着して歯並びを改善していきます。取り外し可能な装置のため、装着するかどうかが患者様の意志にゆだねられます。1日20時間以上をお願いし、十分装着していただけない場合は、歯に適切な力がかからず、治療期間が延長したり、予定通りの治療結果に至らない可能性があります。
    理想的な治療を行うためには患者様の協力が不可欠な治療方法です。

  • Demerit2

    マウスピース矯正には向き不向きがあり、すべてのケースに適応できるわけではありません。
    患者様それぞれの歯並び、口腔内を専門的に診査し、マウスピースによる治療が可能かどうか判断します。歯のガタつきが強いケースや、咬み合わせ、骨格的にズレのあるようなケース、半分以上の歯が乳歯である場合は、基本的には不向きな治療法です。適応可能かどうかはカウンセリングをご利用ください。口腔内を診査しあなたにとって適した治療法をご提案します。

口腔内スキャナー 
iTero Element2 による
光学精密スキャニング

  • 「iTero element2」は新しい口腔内3次元光学スキャナーです。
    当院ではマウスピース型装置であるインビザラインを作製するために必要な歯型取りを「iTero Element2」光学スキャンを用いておこないます。特殊な光を歯に当てることで歯型を採取し、取得したデータはすぐにアメリカのアライン社へと送られるため、治療開始までの期間を大幅に短縮できます。
    これまで、ネバネバしたシリコンによる歯型取りで辛い思いや手間を感じたことはありませんか?シリコンによる型取りは完全に過去のものになりました。嘔吐反射のきつい方でも、短時間で患者様のお口をスキャンします。
    1秒間に撮影するフレーム数は6000枚。快適・高速・精密に歯型のデータを3Dデータに変換していきます。この3Dデータはクリンチェックというマウスピース型矯正装置設計ソフトウェアに組み込まれるためすぐに立体画像として確認ができます。

  • iTero Elementのメリット

    • 短い時間で高精度な歯型を採取できる
    • リアルタイムで歯型の確認が可能
    • 矯正治療前と治療後のシミュレーションが可能
    • シリコンでの歯型取りがないので苦痛がない
    • 先端部分が使い捨てのため清潔

精密検査に基づく治療計画

デジタル技術によるサポートのあるマウスピース矯正(インビザライン)ですが、あくまでも治療の計画を立てるのは歯科医師の役目です。従来の矯正治療とは違う特有の知識と技術が必要な矯正方法です。高い診断技術が要求され,矯正歯科医によって治療計画も矯正後の治療結果も大きく異なります。治療には正確な治療計画や経験に基づく適切な判断が求められます。智治矯正歯科ではマウスピース矯正の一つひとつの工程を、丁寧に且つ正確に進めてまいります。
マウスピース矯正にご興味のある方はお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正の症例

マウスピース矯正(インビザライン)を使用した症例

  • before
    Before
  • before
    After
通院時の年齢 10代
性別 女性
通院目的 前歯の段差が気になる
処置内容
  • マウスピース矯正治療(インビザライン)
通院回数・期間 1年10か月(14回)
費用
  • マウスピース矯正(インビザライン) 968,000円(税込)
  • 処置料 月々3,300円(税込)×14回の来院
リスク・副作用
  • 自由診療のため保険治療と比較して治療費が高額になり、治療期間も症状により長くなる
  • 矯正装置の装着時や調整した後に多少の不快感や軽度の痛みを伴うことがある
備考
  • 理想的な治療を行うためには患者様の協力が不可欠な矯正治療です。当患者様はしっかりと装置を使用されていたのでスムーズに治療を終えることが出来ました。

光加速矯正装置
「オルソパルス」で
治療時間を短縮しませんか

  • 光加速矯正装置(オルソパルス)とは、マウスピース矯正治療の効果を促進させるサポート装置です。
    1日1回10分間(上下5分ずつ)お口に装着するだけ。歯を動かすための歯周組織を赤外線で活性化させることで歯の移動を早めます。
    それにより1.5~2倍の速度での治療が可能となり、治療期間を短縮することができます。

    • 光加速装置の特徴

      • 1日10分つけるだけでOK
      • 痛みの軽減
      • 治療期間が短縮できる
      • 連携アプリでサポート

      気になる方はお気軽にご相談ください

光加速矯正装置(オルソパルス)のデメリット

使用方法は簡単ですが、毎日充電と1日10分使用しないといけません。
3日連続して使用しないと効果はなく、1日休まれると1日目からやり直しになってしまいます。
オプションになるので追加の費用がかかります。

インビザライン
(薬機法対象外)を
日本で使うことの法的な
位置付けについて

  • インビザライン®は米アラインテクノロジー社の製品の商標です。
    インビザラインによる矯正治療は、より一般的にはアライナー矯正と呼ばれており、日本ではマウスピース矯正などとも呼ばれ治療としてメジャーになりつつあります。このアライナー矯正を行うための装置はインビザラインに限らず、世界では多くの会社が販売しており、その中でもアラインテクノロジー社のインビザラインは世界最大シェアを誇り、全世界で数多く利用されています。智治矯正歯科ではこのインビザラインをマウスピース矯正治療の装置として使っております。
    一方、日本ではこのインビザラインは厚生労働省の薬事承認された医療機器ではありません。材料そのものは薬事承認されているため、口の中に入れても問題のあるものではありません。製作(マウスピース)においては治療をする歯科医師が患者様に合わせて処方したものをインターネットを介して米アラインテクノロジー社にオーダーし、ロボットが作ります。つまり、設計は歯科医師がしますが実際に作るのは日本の国家資格を持つ歯科医師でも歯科技工士でもない海外のロボットが作りますので、これは日本の医療機器法の対象とはなりません。
    以上のことから、日本においてインビザラインで治療をする場合、医師はこれらのことを患者様に説明する義務があります。智治矯正歯科ではインビザラインによる治療を行う場合、すべての患者様に以上のことを説明し同意を得てから治療を行なっています。不安に思うことや疑問はお気軽にお尋ねください。

  • 当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた「インビザラインによる矯正治療」と「オルソパルスを併用したインビザライン矯正治療」を行っています。
    以下の事をご理解の上、治療をさせて頂きます。

    ①医薬品医療機器等法上の承認
    【インビザライン】未承認
    ※完成物薬機法対象外の矯正装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
    【オルソパルス】未承認

    ②入手経路
    【インビザライン】国内販売代理店経由 【オルソパルス】個人輸入

    ③同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無
    【インビザライン / オルソパルス】無し

    ④諸外国における安全性等に係る情報に関して
    【インビザライン / オルソパルス】
    FDA認可あり。日本国内では医療機器としての矯正装置に該当しませんが、使われている素材は日本国内で薬事承認されています。

料金について

    • 小児用マウスピース矯正 インビザライン

      検査診断料¥27,500(税込)
    • 基本施術料¥495,000(税込)
    • 処置料月々¥3,300(税込)
      ※Ⅰ期治療でマウスピースの場合、Ⅱ期治療もマウスピースとなります。

      ※治療期間:1~3年 通院回数:6~18回 個人差あり

    • マウスピース矯正 インビザライン

      検査診断料¥38,500(税込)
    • 基本施術料¥968,000(税込)
    • 処置料月々¥3,300(税込)

      ※治療期間:5ヶ月〜2年 通院回数:2~12回 個人差あり

    • 光加速矯正装置

      オルソパルス¥150,000(税込)

      ※治療期間:9〜10か月 個人差あり

    • 保定料

      保定料¥16,500(税込)

マウスピース矯正の
よくある質問

  • Q.マウスピースでも、口全体の矯正ができるのですか?

    もちろんできます。現状のマウスピース矯正(インビザライン)では、痛みも違和感も少なく、とてもいいものになっています。
    矯正中の見た目が気になる方や金属アレルギーが心配な方におすすめしています。

  • Q.マウスピースは一日どのくらい着用すればいいですか?

    お食事の時以外、一日20時間以上は必ず使用していただきます。従来の矯正装置が歯についたままで24時間力がかかるのと同様に、マウスピース矯正はご本人が使用しなければ歯は動きませんので、しっかり頑張っていただきます。

  • Q.どんな方でもマウスピースでの矯正はできますか?

    通常の矯正治療と同じで、歯周病がある患者さんには出来ない治療になります。まずは口腔環境を整えることが必要です。

  • Q.マウスピースのケアは大変ですか?

    大体1週間で新しいマウスピースに交換をします。定期的に新しいマウスピースを使用しますので、そこまで大変ではありません。
    歯磨きの際に洗う、もしくは洗浄剤等できれいにしていただけるといいと思います。