花粉症とお口の中の関係!
こんにちは!智治矯正歯科 歯科衛生士の寺西です☺
少しずつ気温も上がり、花粉の季節がやってきますね💦
日本気象協会によると、福岡の花粉のピークは2月下旬から3月上旬だと言われています。
花粉症になると、くしゃみや鼻水・鼻づまり、目のかゆみ等の様々な症状がありますが、このうち「鼻水・鼻づまり」によって、鼻で呼吸がしづらくなると、お口で呼吸することが多くなってしまいます(>_<)
口呼吸はお口の中が乾燥しやすい環境になる原因です。
花粉症のお薬の中には、副作用として、唾液の分泌を抑える物があります。「抗ヒスタミンの成分」です。この抗ヒスタミンの成分には色々な種類がありますが、薬によっては、喉の渇きの副作用が出やすいものや、強く出るものがあります。そのため、唾液の量が減少し、さらにお口の中が乾燥しやすい状態になるようです。
乾燥はお口のトラブルの原因です。唾液による洗浄作用が悪くなり、食べかすやプラーク(歯垢)が歯に残りやすくなります。また、抗菌作用が低下し、お口の中で細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となるほか、虫歯や歯周病になりやすい環境となってしまいます。
✰お口のトラブルを防ぐ5つのポイント✰
お口の乾燥をやわらげ、口内環境を整える5つのポイントを是非試してみて下さい😊
1.よく噛んで食べましょう!
唾液は噛むという刺激が脳に伝わることで分泌されます。お食事の際には1口30回を目標によく噛んで食べることを心がけてみてください。食材でも工夫ができます。野菜を乱切りにして少し大きめに切ったり、歯ごたえのあるきのこをお味噌汁に入れてみたり、お肉はひき肉よりもかたまり肉を選んだり、食物繊維を多く含む食材は噛みごたえがあるものが多いので、ゴボウ、こんにゃく、大豆などもおすすめです。
2.マッサージを取り入れてみましょう!
唾液の分泌を促すためには、唾液腺のマッサージが効果的です。唾液腺を直接刺激するので、唾液の分泌が実感できます。
(クラブサンスターより引用)
3.舌の体操をしましょう!
マスクをしていれば電車の中でも人目を気にせずにできます。
口を閉じた状態で舌の先で歯ぐきの表側をゆっくりなぞるように回します。右回りを10回、左回りを10回程度すると、唾液がどんどんでてきます。
4.水分補給を小まめにしましょう!
冬場は空気も乾燥しています。お口の潤いを保つために、小まめにお水で水分補給で外からの水分を補う事もおすすめします。
5.お口のケアを念入りにしましょう!
念入りな歯磨きやフロスの使用、薬用洗口剤の使用に加え、歯科医院でプロフェッショナルケアを受けるなど、お口の中を清潔に保つように心がけましょう✨