口臭予防に舌ブラシ!
こんにちは!
智治矯正歯科 歯科衛生士の寺西です☺
夏休みも終わり、明日から9月ですね☀
夜は涼しく過ごしやすい日が多くなってきました!
さて今日は舌ブラシについてお話ししたいと思います。
口臭が気になっている、舌の汚れが気になっている等、舌に対して悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。
舌が白い原因は舌苔(ぜったい)という舌の表面についた汚れで、口臭の原因にもなります。
その成分のほとんどが、舌にたまる食べカスのタンパク質が口の中の細菌で分解されて発生する揮発性硫黄化合物です。
なので舌ブラシで舌苔をきれいに除去することができれば、口臭を大きく減らすことができます😊
また舌を綺麗にすることは、免疫力の維持、様々な疾患予防にも繋がります。
お口の中には、数百種類の細菌が生息し、五千億以上の細菌が存在すると言われています。
舌の食べカスをエサとする虫歯菌・カンジダ菌・肺炎菌・緑膿菌・心内膜炎菌が生息しています。これらの細菌が引き起こすトラブルに、呼吸器疾患・心臓疾患・脳疾患・感染症・アレルギー疾患などがあると言われています。
舌を綺麗にすることはお口の中の細菌を原因とする感染症の予防に有効なだけでなく、舌の表面にある食べ物の味を感じるためのセンサー(味蕾)の働きを保つことができるので、食べ物を美味しく感じられるようにもなります。
<舌ブラシの使用方法>
1.鏡を見ながら舌を前に突き出し、舌苔が付着している所を確かめる。
2.喉の方に水につけた舌ブラシを置く(気持ち悪くならない範囲で)。
3.軽く力を入れて2~3回、奥から手前へ舌ブラシを引いて除去する。
4.舌ブラシを水で洗い、舌苔除去を繰り返す。
5.除去が完了したら舌ブラシをよく洗い、通気性のある場所で乾かす。
✰ポイント✰
・力を入れすぎると舌が傷ついてより舌苔が付きやすくなるので、決して力を入れすぎないようにして下さい。
・1日1回起床後に行ってください。
(寝ている間は唾液の分泌量が減り舌苔が最も多くなるので、起床後が効果的な時間帯です。回数が多すぎると、舌を傷つけて逆効果になってしまうので多くても1日に1回がベストです。)
当院ではダブルワンという舌ブラシをご用意しています♪
複雑な舌の形にぴったりフィットする凸凹の両面使用です。
凸面は舌の表面を、凹面は舌の側面を磨けるようになっています。
毛は極細ナイロン繊維をループ状にランダムに編み込まれているので、細かい舌苔を絡めとることができます。
ブラシの表面がやわらかく、毎日気持ちよく続けられるので是非おすすめです☺
歯磨きだけではなく、一歩進んで舌のケアもしていきましょう👅✨