矯正治療の流れと嘔吐反射対策について
こんにちは!
智治矯正歯科 歯科衛生士の寺西です😊
今日は矯正治療の全体の流れと、検査で行われる歯型とりの嘔吐反射対策についてお話ししたいと思います。
無料カウンセリングについては以前スタッフの叉木さんがブログを書かれています。
1.無料カウンセリング📷✨
お口の写真を撮影し、患者様の歯ならびに応じて矯正治療の流れをご説明させて頂きます。
2.精密検査
治療計画立案のため診断に必要な精密検査を行います。
問診表記入・口腔内写真・顔面写真・歯型・パノラマX線写真,側面頭部X線規格写真(セファロ)・など
全て院内にて検査を行いますので、1時間~1時間半ほどのお時間がかかります⏲
3.診断
検査結果と治療方針のご説明をします。
4.治療開始
実際に装置をつけて治療を開始します。
矯正の器具の調整のため、月に1度のペースで通院していただきます。
5.保定
きれいな歯並びを安定させる期間です。
治療終了後、歯を安定させるために、数か月に1度通院していただきます。
ここまでが矯正治療全体の大きな流れです✨
矯正治療を始めるにあたって、治療の計画を立てるために大切なの資料となる精密検査。
項目の一つに歯型とりがあります。
歯型とりで採得したその型に石膏を流し込んで、歯の模型を作ります。
トレーにピンク色の粘土を盛り、お口の中に入れ2分ほどで固まりますので外して終わりです。
上下別々に行います。
歯型とりで気持ち悪くなってしまう方もいらっしゃると思います😢
この時の反射を嘔吐反射といいます。
過去の歯科治療に対するトラウマや不安、極度の緊張などの心理的な要因などでも反射がでてしまうことがあります。
嘔吐反射のある患者さんには、この様な対応をさせて頂いております。
🌸ココアバターを鼻の下に塗り、チョコの香りでリラックスしながら、鼻呼吸をしてもらう。
🌸歯型取りの粘土を硬めに練り、硬化するまでの時間を短縮する。
🌸椅子をおこして、顎をひいてもらう。
🌸足の指にギュッと力を入れて足に意識を集中してもらう。
🌸嘔吐反射を和らげるツボを押してもらう。
内関と呼ばれるツボは、手首のしわの中央から肘に向かって指三本分のところで、親指側の腱と次の腱の間にあります。
少し強めの指圧で、6~8秒程度行います。
特に大きな虫歯の治療をしたことがないお子様は歯型とり自体が初めてという場合が多いので、事前にしっかりと説明をし、歯型とりで使うトレーを見て頂きお口の中に入れ鼻呼吸の練習を行っています。
すべての方が安心して治療を受けられるように、検査の内容や歯型とり以外でもなにか不安に思うことがありましたら、なんでもお聞きください☺✨
9月も最終週に入り、涼しくなってきましたが風邪にはお気をつけてお過ごしください☀