動物の歯
こんにちは、受付助手の松田です。
桜や菜の花も満開になり、ポカポカ気持ちの良い日も増えてお散歩日和な季節がやってきました
私はお散歩仲間にチワワと言う犬種の犬を飼っていますが、皆さんはペットの口の中をのぞいてみたことがありますか
と言う事で、今回は動物の歯についてです️
動物の歯の形は食べ物の種類や食べ方によって大きく異なります🦷
例えばライオン・トラ・オオカミなどの肉食動物は、肉を切り裂いたり、骨を噛み砕いたりするのに適した、鋭く尖った歯を全ての歯が持っています。
臼歯は肉を切り裂くハサミの様な噛み合わせになっていて、エサは何度か噛んだ後に丸飲みするそうです
特に犬歯が発達していて、敵と戦うための武器になる為、顎の力が非常に強いそうです
逆にウシ・ウマ・シカなどの草食動物の歯は
臼歯が平らになっていて、溝が沢山あり、草をすりつぶしやすい形になっていて、犬歯はあまり発達していません。
草や葉は栄養価が低く消化しにくい為、長い時間をかけてよくすりつぶしてほぐしながら大量のエサを食べます
ちなみに人間を含め、サルや熊の様に肉も草(野菜)も食べる雑食動物は、尖った歯と平らな歯の両方を持ち合わせています🦷
肉食動物と草食動物の歯の特徴の中間の形をしているんですね
つまり前歯は平べったくてハサミのような働きをし、臼歯はうすの様に食べ物をすりつぶす働きをします
他にも不思議な歯を持っている動物がいます。
ウサギの歯、ネズミの前歯、カバの犬歯は一生伸び続けるんだそうです🦷
いつもほぼ一定の長さなのは、先の方から少しずつすり減っているから🦛
またサメの歯は1本抜けると、その後ろからすぐに新しい歯が生えてきます🦷🦷🦷
サメの歯は比較的抜けやすく、現在使っている歯の後ろに6列から10列もの予備の歯がひかえており、歯が抜け落ちると、その予備の歯がベルトコンベアー式に前に出てきて埋めてくれて、永久に歯が生え続けるという面白い性質を持ち合わせています🦈
ホシザメの歯は抜けてから10日で1列全て生えかわるんだそうです
トラザメ等は、10年間で2万4千本の歯が生え変わったと言うのでとっても驚きですね‼️
それに比べ、人間の歯は永久歯を失うと二度と生えてくることはありません🦷
自分自身の歯を1番大切にしたいものですね
毎日の歯みがきを丁寧に行い、定期的な検診にも行きましょう。
歯は動物にとっても人間にとっても大切な体の一部です