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トピックス

アンカースクリューについて

こんちには。歯科衛生士の秋本です。
10月になり少し肌寒くなってきました。

さて、今回は矯正治療をする際にうつインプラント(アンカースクリュー)のことについて書いていきたいと思います。

一般の歯科治療でインプラントというと、歯を失った部分に人工的な歯根を埋め込みその上に歯を作り見た目や噛み合わせを回復する治療を思い浮かべると思います。そんなインプラントとは違い、矯正で使うインプラントはネジの形をしていて顎の骨に殖立したあと、それを固定源として歯を移動させる治療になります。

アンカースクリュー埋入の流れ🔩
1.レントゲンを撮り、埋入部の確認

2.埋入部位に局所麻酔を打つ

3.スクリューを回転させながら埋める

このようにとても短時間で打ち込むことができます。
埋め込んだ後の痛みは全くないわけではありませんが我慢できないほどの痛みではありません。
アンカースクリュー埋入後は、化膿止めと痛み止めを処方します。
化膿止めは飲んでいただきますが、痛みがなければ痛み止めは飲まなくてもかまいません。

スクリューが安定するまで(術後2週間程)は脱落してしまうこともあるので舌で触ったり、スクリュー周囲のブラッシングをしたりする事は避けるようにしましょう。
また、スクリューに力が加わらないように、硬い食べ物やガムは控えましょう。
スクリューへの過度の負荷がスクリュー脱落の原因になるので、指で触るなどの行為は行わないように気をつけましょう。
術後2週を過ぎたら、スクリュー周辺にも歯ブラシを当てて汚れを落としていただきます。
その際、電動歯ブラシは使用しないでください。

十分に注意しても、骨の硬さ、体質によってスクリューが脱落してしまうことがあります。
その場合はもう一度植え直しをします。

治療後は、スクリューを除去しますが、麻酔をせず行ってもほとんど痛みなく、簡単に外すことができます。

🦷メリット🦷
• 症例によって治療期間を短縮できる

従来の治療では動かしたい歯がある場合、別の歯を固定源として治療を行うことがありました。しかしその場合歯同士の引っ張りあいになるため固定源にしている歯も動いてしまいます。スクリューを打つことで固定源が骨になるので動かしたい歯だけを動かすことができます

•治療の確実性、仕上がりのクオリティーがあがる

・患者様の負担が少なく快適に治療ができる
効率的に歯を動かせるため、経済的負担や治療期間を軽減することができます

アンカースクリューは症例によって必要な人と必要ない人がいます。全員がする処置ではありません。当院は矯正カウンセリングを無料で行なっています。気になる方はお気軽にご連絡ください。