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トピックス

「かむ」ことについて

皆さんこんにちは!
11月になりだんだん寒くなってきました。
私はもう上着がないと外に出られません😥
風邪をひかないように気をつけましょう!

さて、冬は美味しいものがたくさんあって食事が楽しくなりますよね!
食事と言えば、「かむ」ことが重要になってきます。
今回は私たちが、毎日なにげなくやっている「かむ」について書いていこうと思います。
噛むことは、正しく行うことで、綺麗な歯並びを作る手助けをしてくれるなどのいい事がたくさんあります!

👄代人の歯👄
現代人は、昔の人と比べて顎が小さくなったと言われてきました。
しかし、縄文人と現代人の顎の大きさは同じということが研究でわかったそうです。

縄文人の歯は垂直に生えているのに対し、現代人の歯は舌側に倒れているため、骨の大きさは変わってないのに、歯並びの幅だけ小さくなっているようです。

👄重要なのはかみ方👄

近年、食の欧米化がすすんでいることもあり、昔に比べて軟らかいものを食べることが増えました。
その影響もあり、たべものをかむ回数がへり、かむ時に歯を上下するだけのかみ方で済ませたりすることが多くなってきています。

成長期のお子さんにとっては、かむことは顎の成長を促してくれる重要な役割もあります。
現代人の咀嚼回数は、卑弥呼の生きた弥生時代の約6分の1だそうです。
現在「1口30回」かむことが理想とされています。

そして、もう1 つ重要なのはグライディング咀嚼です。
グライディング咀嚼とは、垂直運動に左右の運動が加わり、上下の臼歯部をすり合わせて物をすりつぶしながら咀嚼する噛み方です。

かむ回数が少なかったり、軟らかいたべものを食べているとグライディング咀嚼はほとんど行われません。
噛みごたえのある生野菜🥦や、おかずの具材を大きくするなど、硬い食べ物をすり潰すことでグライディング咀嚼が行われるようになります。

グラインディング咀嚼は顎骨の成長を促すため、成長期の子供の歯が生え変わる際、乳歯よりも本数の多い永久歯の生えるスペースができることで叢生(歯が重なって生えてしまう)を予防することに繋がります。
また、唾液やホルモンの分泌促進、脳への血流も促進します。それに加えて、顎の筋肉だけでなく首の筋肉も使うため正しい姿勢を作ることにも効果的です。

また、噛む時は正しい姿勢で、お口を閉じてかむ習慣をつけましょう。
みなさんも今日から、ぜひ「かむ」を意識する生活を送ってみてください。