可撤式装置と固定式装置のメリット.デメリット
こんにちは!智治矯正歯科 歯科技工士です☺
最近いろんなところでイルミネーションが見られるようになってきましたね⛄
外がキラキラするとワクワクしてきますね😊
今年も残り1カ月!頑張りましょう🙋
矯正装置には『可撤式装置』と『固定式装置』に分類されます。
まず『可撤式装置』とは、患者自身で取り外しのできる装置のことです。
小児矯正で使用する「床装置」や、「マウスピース」、「保定装置」などの装置があります。
次に『固定式装置』とは、歯科用のセメントや接着剤を使用して歯に直接つける、患者自身で取り外しが出来ない装置のことです。
「マルチブラケット」や、「リンガルアーチ」、「急速拡大装置」などの装置があります。
『可撤式装置』、『固定式装置』ともにメリット、デメリットがあります。
『可撤式装置』のメリット
・患者自身で取り外しが出来るため、口腔内を衛生に保つことができる
・普段通りの食事が出来るため、ストレスが少ない
『可撤式装置』のデメリット
・装着時間が短いと、効果が得られない
・壊れたり、紛失してしまうと治療が滞ってしまう
・拡大装置の場合、「ネジ」を回し忘れてしまう
『固定式装置』のメリット
・装置自体の力を最大限に発揮することができる
・紛失することがないため、装置の作り直しがほとんど不要
・歯の細かいコントロールがしやすい
『固定式装置』のデメリット
・口内炎ができることがある
・食べ物の制限がある場合がある
・歯ブラシが隅々まで届きにくいため、清掃性が悪い
コロナ禍ではマスクをしていたため、『固定式装置』のマルチブラケット装置を選ぶ患者さんが多かったですが、最近はマスクを外す時間が長くなったため、『可撤式装置』のマウスピースを選ぶ患者さんがとても増えてきています!
しかし、『可撤式装置』は、歯につけておく時間が短くなると治療期間が長くなってしまうので、ご本人の協力が必要不可欠です!
それぞれのメリット、デメリットをしっかり理解して自分に合う装置を選びましょう🙋