歯に良い食べ物
こんにちは
歯科衛生士の福田です
今回は歯に良い食べ物についてお話しします！
みなさんは丈夫な歯を保つために歯に良い食べ物や飲み物があることをご存知ですか？
まずは、『直接清掃性食品』と呼ばれる繊維質が多い食べ物です。
人参、レタス、ごぼう、セロリ等は繊維質が多く含まれているので、よく噛むことによって歯や粘膜の表面が清掃されて唾液の分泌も促進されます。顎の発達にもつながる食品です。
次に『間接清掃性食品』と呼ばれる、梅干しや酢の物です。
酸っぱいのでよく唾液が出ます。食物の停滞と口腔内の酸性化を抑え、虫歯になりにくい環境にします！
カルシウム、ビタミンA、ビタミンCを含む食品は歯を強くしてくれる食品です！
いりこ、干し海老、イワシ等の魚介類や
ワカメ、ひじき、昆布等の海藻類、チーズ、無糖ヨーグルト、牛乳
等の乳製品はカルシウムを多く含みます。
シイタケなどのビタミンDを多く含む食品は、カルシウムの吸収を助けてくれるので一緒に摂取することをお勧めします
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ビタミンAを多く含む食品：人参、海苔、ワカメ
ビタミンCを多く含む食品：ピーマン、アセロラ、キウイ、ケール、レモン
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次は歯に良い飲み物についてです
牛乳はカルシウムを多く含み、歯にとても良い飲み物です。
日本茶
や紅茶、ウーロン茶等は抗酸化作用のあるカテキン、虫歯予防の効果があるフッ素等を含んでいます。
カテキンの持つ抗酸化作用が歯に付着すると、歯を溶かすミュータンス菌（虫歯菌）の活動を抑える効果や、歯に歯垢の塊であるプラークの形成を予防する効果もあります
飲み物に入っているフッ素は歯磨き粉に比べるとごく少量ですが、フッ素が歯のエナメル質に取り込まれると、虫歯の原因の一つである酸に対抗する働きをします
ただ、お茶には歯の着色の原因になるカフェインやタンニンも含まれているので、飲んだ後はお水でうがいや歯磨きを行なってくださね。
歯に良い食べ物や飲み物を紹介しましたが、忘れてはいけないのが食後の歯磨きと、フロスや歯間ブラシを使った歯間の掃除
間食の回数が多かったり、アメをずっとなめていたり、ダラダラと食事をすることによってお口の中が酸性になる回数が増え、虫歯のリスクを高めてしまいます
とくに矯正治療中は装置があるので汚れは溜まりやすいです。
食後はしっかりと歯磨きとフロスで口腔内を清潔にし、歯と歯ぐきの健康を保ちましょう