子どもの矯正はいつから始める?|福岡市西区の矯正歯科が解説

「子どもの矯正は、何歳から始めればいいですか?」というご質問は、親御さんからよくいただきます。
永久歯が生えそろう前に行う矯正は、Ⅰ期治療と呼ばれます。一般的には小学校低学年頃から検討することが多いとされていますが、すべてのお子さんが同じ時期に治療を始めるわけではありません。
歯並びや噛み合わせ、顎の成長、永久歯の生え替わりの状態によって、適したタイミングは異なります。そして私がもう一つ大切にしているのが、お子さん本人が歯並びをどう感じているかということです。
今回は、子どもの矯正をいつから考えればよいのか、福岡市西区・今宿の智治矯正歯科での考え方も含めてお話しします。
子どもの矯正はいつから?一般的な開始時期の目安

永久歯が生えそろう前に行う矯正を、Ⅰ期治療と呼びます。
一般的には小学校低学年頃から検討することが多いとされています。ただし、受け口(反対咬合)のように噛み合わせの状態によっては、4〜5歳頃から治療を検討する場合もあります。
一方で、すぐに治療を始めず、歯の生え替わりや顎の成長を見ながら経過を確認することもあります。
そのため、「○歳になったら矯正を始める」と年齢だけで考えるのではなく、まず現在の歯並びや噛み合わせを確認することが大切です。
乳歯が生えそろった頃から歯並びが気になっている場合は、一度状態を確認しておくという考え方もよいと思っています。
相談したからといって、その場で治療を始める必要はありません。今が治療を考える時期なのか、もう少し成長を見てよいのかを知ることも、矯正相談の役割の一つです。
「何歳から」だけでは決められない理由
子どもの矯正を考えるとき、「7歳になったら始める」「永久歯が生えたら始める」と、年齢を一つの基準にしたくなるかもしれません。
ただ、実際には歯の生え替わりや顎の成長のスピードには個人差があります。
同じ年齢でも、永久歯がどのくらい生えているか、歯が並ぶスペースがあるか、噛み合わせにどのような特徴があるかはお子さんによって違います。
そのため、早く始めれば始めるほどよい、というわけではありません。Ⅰ期治療は成長期に行う治療ですが、すべてのお子さんで同じような効果が得られるわけではないとされています。
治療の必要性や適した開始時期は、一人ひとり異なります。
もう一つ、私が年齢と同じくらい大切にしているのが、お子さん本人の気持ちです。
矯正治療では、装置を使ったり定期的に通院したりと、お子さん自身の協力が必要になる場面があります。ですから、「何歳になったから始める」というより、歯並びや成長の状態とあわせて、本人がどう感じているかも見ながら考えることが大切だと思っています。
智治矯正歯科が大切にしているのは、お子さん本人の気持ち

子どもの矯正では、歯並びや噛み合わせだけでなく、お子さん本人がどう感じているかも大切だと考えています。
親御さんが歯並びを心配されていても、お子さん自身はあまり気にしていないことがあります。そうしたときに、すぐ治療を始めるとは限りません。
矯正治療では、装置を使ったり、決められた時間装着したり、定期的に通院したりと、本人の協力が必要になります。
本人が納得しないまま始めてしまうと、治療を続けること自体が負担になることもあります。
私は、「本人が気にしているかどうか」を一つの大切な判断材料にしています。まだ気持ちが向いていない場合には、半年ほど経過を見ながら通っていただくこともあります。
年齢だけを見て急いで始めるのではなく、歯並びや成長の状態を確認しながら、お子さん自身の気持ちが動くのを待つ。
小児矯正の主役は、お子さん自身です。
その気持ちを大切にしながら、始める時期を一緒に考えていきたいと思っています。
子どもの矯正で行うⅠ期治療とは?
Ⅰ期治療は、永久歯が生えそろう前の成長期に行う矯正治療です。
この時期は、歯だけでなく顎や骨格も成長している途中です。そのため、現在の歯並びや噛み合わせを確認しながら、永久歯が並ぶための土台を整えていくことを目的に治療を行います。
使用する装置は、お子さんの状態によって異なります。拡大床やプレオルソなどの取り外しのできる装置を使うこともあれば、小児用のマウスピース矯正を選択肢として検討する場合もあります。
ただし、Ⅰ期治療を行えば、その後の矯正治療が必要なくなるとは限りません。顎の成長や永久歯の生え方には個人差があり、Ⅰ期治療による効果もすべてのお子さんで同じではないとされています。
また、治療期間が長くなる場合や、装置によってはむし歯のリスクが高まることもあります。取り外し式の装置では、お子さん本人が継続して使用できるかどうかも大切です。
そのため当院では、「早く始めること」そのものを目的にはしていません。
今治療を始める意味があるかどうかを、一人ひとり確認して考えることを大切にしています。
なお、矯正治療は原則として保険適用外の自費診療です(一部の症例を除きます)。
当院のⅠ期治療は、検査診断料27,500円(税込)、基本施術料418,000円(税込)から、処置料は月々3,300円(税込)です。小児用マウスピース矯正は、基本施術料528,000円(税込)からとなります。
治療期間や必要な装置は、歯の生え替わりや顎の成長などによって異なります。詳しくは検査・診断後にご説明しています。
※料金は変更になる場合があります。最新の料金は当院までお問い合わせください。
こんな歯並びが気になったら、一度相談を

子どもの歯並びについて、「このまま様子を見ていて大丈夫かな」と迷われる親御さんは少なくありません。
日本小児歯科学会では、3歳児歯科健診で確認する歯並び・噛み合わせとして、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、深い噛み合わせ(過蓋咬合)、前歯が噛み合わない状態(開咬)、歯の重なり(叢生)、左右の噛み合わせのずれ(交叉咬合)などを挙げています。
こうした状態があるからといって、すぐに矯正治療が必要とは限りません。
歯の生え替わりや顎の成長によって変化することもあり、治療を始める時期はお子さんによって異なります。
ただ、受け口が気になる、前歯が大きく出て見える、歯が重なって生えている、前歯でうまく噛めていないといった様子があれば、一度現在の状態を確認しておくのも一つの方法です。
相談した結果、「今はまだ治療を始めず、成長を見ていきましょう」ということもあります。
大切なのは、早く治療を始めることではなく、そのお子さんにとってどの時期がよいのかを見極めることだと考えています。
福岡市西区・今宿で子どもの矯正を検討されている方へ

「今すぐ始めたほうがいいのか、それとももう少し様子を見ていいのか」。
子どもの矯正について、この判断に迷われる親御さんは多いと思います。
智治矯正歯科では、初診のカウンセリングで現在の歯並びや噛み合わせを確認し、治療の選択肢や今後の流れについてご説明しています。
相談した日に治療を始めることを決める必要はありません。
歯並びによっては、今から治療を検討したほうがよい場合もあれば、しばらく成長や歯の生え替わりを見ていく場合もあります。
親御さんのご希望だけでなく、お子さん本人が歯並びをどう感じているかも確認しながら考えていきます。
福岡市西区・今宿周辺で「子どもの矯正はいつから相談すればいいのだろう」と迷われている場合は、まず今のお口の状態を知るところから始めるという考え方でもよいと思っています。
よくある質問
Q. 5歳では子どもの矯正を始めるには早いですか?
歯並びや噛み合わせによって異なります。一般的には小学校低学年頃が一つの目安とされていますが、受け口などでは4〜5歳頃から治療を検討する場合もあります。
年齢だけでなく、お口の状態を確認して判断します。
Q. 永久歯が生えてから相談しても遅くないですか?
永久歯が生えてからでも相談できます。
ただ、永久歯が生えそろう前だからこそ検討できるⅠ期治療もあります。気になる歯並びがある場合は、治療を始めるかどうかにかかわらず、一度状態を確認しておくのもよいと思います。
Q. 子どもが矯正を嫌がっている場合はどうすればいいですか?
当院では、お子さん本人が歯並びをどう感じているかを確認しています。
まだ気持ちが向いていない場合には、すぐに治療を始めるのではなく、経過を見ながら待つこともあります。本人の納得ややる気も、治療を考えるうえで大切です。
Q. Ⅰ期治療をすれば、大人になってからの矯正は必要なくなりますか?
Ⅰ期治療を行っても、その後にⅡ期治療が必要になる場合があります。
顎の成長や永久歯の生え方には個人差があり、Ⅰ期治療の効果もすべてのお子さんで同じではないとされています。
まとめ
子どもの矯正は、「何歳になったら始める」と年齢だけで決めるものではありません。
歯並びや噛み合わせ、顎の成長、永久歯の生え替わりなどを確認しながら、適した時期を考えていきます。
そして当院では、お子さん本人が歯並びをどう感じているか、治療に納得して取り組めそうかということも大切にしています。
今すぐ治療が必要なのか、もう少し様子を見てもよいのか迷われている場合は、まず現在のお口の状態を確認しておくのも一つの方法です。
子どもの歯並び、まずは今の状態を確認してみませんか?
「今から矯正を始めたほうがいいのかな」「もう少し様子を見ても大丈夫かな」と迷われている場合は、まず現在の歯並びや噛み合わせを確認するところからで大丈夫です。
智治矯正歯科では、初診カウンセリングに1時間を設け、治療内容や費用、全体の流れについてご説明しています。
子どもの矯正では、年齢だけでなく、歯の生え替わりや顎の成長、そしてお子さん本人の気持ちも大切にしています。
今始める時期なのか、もう少し成長を見てよいのか、一緒に考えていきます。
WEB予約:https://www.mrweb-yoyakuv.com/tomoharuortho/login/
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住所:〒819-0169 福岡県福岡市西区今宿西1-15-22
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月・火・木・金 10:00〜19:00
水 14:00〜20:00
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※受付は終了30分前まで
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■ リンク:
「子どもの矯正」
→ https://www.tomoharu-ortho.com/pediatric-correction/
「初回診療の流れ」
→ https://www.tomoharu-ortho.com/first-visit/
「はじめての方へ」
→ https://www.tomoharu-ortho.com/first/
監修
医療法人 智治矯正歯科 院長 吉田智治
日本矯正歯科学会 認定医/歯学博士
日本矯正歯科学会 会員
九州矯正歯科学会 会員
日本顎変形症学会 会員
日本舌側矯正歯科学会 会員
アライナー矯正歯科研究会 会員
福岡歯科大学大学院歯学研究科にて矯正歯科学を学び、2016年に福岡市西区今宿で智治矯正歯科を開院。子どもの矯正では、年齢だけで治療開始を判断するのではなく、お子さん本人の納得ややる気も大切にしながら診療を行っています。
参考情報・出典
本記事は、以下の公的機関・学会が公開している情報を参考に、智治矯正歯科での診療経験を踏まえて作成しています。
- 公益社団法人 日本矯正歯科学会
- 公益社団法人 日本小児歯科学会
- 公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
- 厚生労働省 e-ヘルスネット
※治療の必要性や開始時期、治療方法は、歯並び・噛み合わせ・顎の成長などによって異なります。実際の治療方針は、検査・診断のうえで個別にご説明します。





