矯正用インプラントセミナーに行って来ました!
こんにちは。智治矯正歯科院長の吉田智治です。
昨日の休診日を利用して矯正用のインプラントセミナー(歯科矯正用アンカースクリューについて)を受講して来ました。
矯正治療用のインプラントについては、以前のブログにも載せています。上記の歯科矯正用アンカースクリューについてを参照ください。
今回は、東京とかではなく福岡でありましたので移動も非常に楽チンでした!
←会場にて自撮り
←東京にてご開業の高橋先生
本院においてもかなり使用していますが、今回主催とは別の会社のものを主に使用しています。会社は違えど治療に対する方法や内容等は変わらないので受講して来ました。とても話しやすい先生でたくさん質問もさせていただきました。
私自身があまり埋入しないような方向での埋入が紹介されており大変勉強になりました。また実際の症例についての説明や適応症など細かく説明していただきました。
ただし方向によっては患者さんからの痛みの訴えを経験することが多々あるとのこと。それにより最近ではできるだけ患者さんの侵襲が少ない方法を毎回模索するとのことでした。
セミナーをされるような先生も日々悩み、最善の方法を模索しながら診療を行っていることは年齢にかかわらず皆同じですね!
歯科矯正用アンカースクリューを用いることでの大きな利点についてです。
1.顎外固定装置からの開放
2.絶対的固定源の確保
3.治療期間の短縮
4.大臼歯の圧下、遠心移動が可能
となります。それぞれについて簡単に説明していきます。
1.矯正装置の中には、口の中だけでなく外にも力を借りる場合があります。下記の絵のように帽子のようなものをかぶっていただき頭を固定源にして歯をひっぱることがあります。これらの使用が必要なくなります。
2.上記で示したものが必要なくなるということは、インプラントそのものが絶対的の動かないものとなるので、そこから動かしたい歯だけを引っ張ることが可能になります。
3.治療自体が単純化されるため、若干ですが治療期間は短縮されます。
4.奥歯を埋め込む方向へ移動させる後ろへ下げることが可能になります。
←動かしたい歯の上方、後方にインプラントを入れる。
上記の写真のように歯よりの高い位置にインプラントを埋入し、そこから引っ張ることで歯を埋め込む方向に移動させたり、移動させたい歯より後方に埋入することで後方への移動が可能となる。
など治療にかなりの自由度が効くようになります!これのより治療として楽になる部分は増えます。ただし使用する際には、麻酔などの外科処置が必ず必要となります。そこが欠点とも言えます。
矯正治療においては、画期的な装置であることは間違いありません。
本院では治療時に使用する際には、十分に説明して行いますのでご安心を!
本日の診療は間も無く終了いたします。
明日は土曜日。朝は9時からの診療開始となります。矯正治療に興味がある方はどんどん初診カウセリングをご利用ください!いつでも無料カウンセリングを行なっております!
智治矯正歯科
吉田智治
▼矯正治療に役立つ情報をスタッフが発信しています!!
福岡市西区の智治矯正歯科は矯正歯科治療を専門として特化している歯科医院です。
患者様とのカウンセリングを十分に行い、患者様が求めている最良の歯科医療を提供いたします。
通常のマルチブラケット矯正法から、見えない矯正リンガルブラケット矯正法(舌側矯正)、マウスピース矯正法(インビザライン)まで様々な治療法を患者様のニーズに合わせたフルオーダーの矯正専門テクニックを提供いたします。
当院は子どもの矯正から大人の矯正まで可能です。歯並びのお悩みは院長、スタッフまでお気軽にご相談ください。
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