矯正治療後の『後戻り』は何故起こる??
こんにちは!
コロナウィルスが流行しています😈⚠手洗い!うがい!しっかり予防していきましょう☻✨
さて、今日は矯正治療が終盤にさしかかってきた方、または無事終了された方へ特にお伝えしたいお話です✨
『やっと装置が外れてすっきり!!』『歯磨きがしやすくなる!!』『お餅やガムが食べられる!!』矯正装置が外れるのはとっても嬉しいですよね😆✨
『矯正治療を終えたばかりなのに、最近また段差ができてきた気がする。。。』
『子供の頃にせっかく治した咬み合わせが成長とともに戻ってしまった。。。』
なんて方いらっしゃいませんか???当院でも、昔矯正をしていたけれど、再治療がしたい!とご相談を頂く事があります。
このように矯正治療で綺麗になった歯並びが、元に戻ってしまうことを『後戻り』と言います。矯正治療をしても、時間の経過とともに、また歯並びが乱れてしまう可能性があります。
では、なぜ後戻りをしてしまうのか😧後戻りしないためには、どうしたらいいのでしょうか😮
①保定期間の過ごし方
矯正治療は綺麗に歯が並んだらすぐに終了!!!というわけではありません。動かしたばかりの歯は、周りの骨がまだまだ不安定な状態で、自然と元の位置に戻ろうとしてしまいます。その、綺麗に並べた歯をとどめておくための期間を保定期間と言います。保定期間中は、リテーナーと呼ばれる装置を使用し、後戻りを防ぎます。
後戻りを主訴に来院される患者様のお話をお伺いしていると、
『リテーナーをあまり使用していなかった』
『装置が合わなくなったので使用しなくなってしまった』
という方が多くいらっしゃいます。
数年かけて作り上げた綺麗な歯並びは、同じくらいの期間をかけてじっくりと安定させる必要があります。
リテーナ―の使用状況が、後戻りをするかどうか大きな分かれ道となります!!!
時間とお金をかけて、せっかく綺麗に並んだ歯並びが戻ってしまっては勿体ない!!
矯正装置が外れると、通院を辞めてしまった方、少しくらいサボっても大丈夫だろうと気が抜けてしまっている方は要注意です😱!保定期間中の来院では、後戻りをしていないか、リテーナーがしっかりとフィットしているかをチェックさせていただいています。保定期間中も気を抜かずにリテーナーを使用しましょう🙋✨
②成長による後戻り
小学校に上がる頃になると、乳歯から永久歯への交換が始まります。
たとえ乳歯列が綺麗に並んだとしても、歯の大きさの違いから永久歯が入るスペースが足りずにガタガタになってしまうことがあります。また、成長するにつれて身長が伸びます。それと同時に、顎の大きさも成長していきます。それにより、一度治ったはずの受け口が元に戻ってしまう事もあります。
小児矯正では、生え変わりや成長を観察しながら長期で治療を進めていきます。途中で通院を辞めてしまうと、成長により歯並びが乱れてしまう事があるため、矯正歯科の定期検診で、しっかりと経過を観察してもらいましょう🙋✨
③悪習癖
歯並びが悪くなる原因はたくさんありますが、指しゃぶり、ほおづえ、唇を咬む癖、舌癖、口呼吸など、何気ない日常の癖もその1つです。矯正装置が外れるまでに、これらの癖が治っていないと、せっかく綺麗になった歯並びも、時間が経過するほどに後戻りを起こしやすくなっていきます。歯科医院でのトレーニングや普段の生活で、意識するようにしましょう🙋✨
もし、後戻りをしてきた😔と感じたら、矯正歯科へ早めのご相談をオススメします😊✨歯並びで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね👌👌👌