プライヤー
こんにちは、衛生士の上原です。最近は暖かかったり、急に寒さが戻ってきたり気温差もあるので、体調に気を付けて過ごしています。そして、コロナウイルスも再び増えてきています😭福岡でも多くなってきているので手洗い、うがいをして自分にできる感染対策をしています。病院でも、コップにうがい薬を入れているので最初にうがいをお願いしています。
さて、みなさんは矯正治療をするときにどんな器具を使って処置を行っているかご存知でしょうか??治療をしている方はちらっと見ることはあっても、何がどういう風に使われているかあまり知らないと思います。今回は、そんな矯正器具たちについて書いていこうと思います☺!
矯正器具は、歯科衛生士の学校で授業があり、実習では実際にたくさんの器具を見ることができ、もちろん国家試験にも登場します。
:※分かりにくい言葉が出てきます😫
- ライトワイヤープライヤー
主にマルチブラケット装置に使用されるワイヤーを屈曲する際に使用します。柔らかいワイヤーを曲げるのに使います。。
- ツイードアーチベンディングプライヤー
ワイヤーを屈曲するのに使用します。
- ピンアンドリガチャーカッター
リガチャーワイヤー、ロックピン、細いワイヤーの切断に使用します。
よく使用しているのは、マルチブラケット装置のブラケットとワイヤーを結んでいる結紮線の切断に使用されます。刃の先端が小さく鋭利です。
- スリージョープライヤー
クラスプなどの急角度の屈曲に適したプライヤーで、形態は通常と異なり一方の先端は2枝に分かれ、他方のビークがが2枝の間にはまり込むようになっています。
- デイスタルエンドカッター
チューブの遠心端から出たアーチワイヤーの末端を口腔内で切断するのに使用します。エンドカッターの先端はL字型になっていて、切断したワイヤーが飛ばないように把持できるようになっています。
- ユーティリティプライヤー
ワイヤー等の把持、口腔内への輸送などに使用します。主にアーチワイヤーの適合、着脱に用います。ビーク先端は先端に行くにしたがって、細くなだらかに湾曲しています。先端内面には滑り止めの溝があり、把持部分の面積を大きくしています。
- ホウプライヤー
ユーティリティプライヤーと同様、用途は多種多様です。主にワイヤーの適合、着脱、リガチャーワイヤーの結紮などに用います。ビーク先端は円形になっており、内面には滑り止めの細かい溝が刻み込まれています。
今回紹介したのはほんの一部なのでまた紹介していきたいと思います!