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トピックス

キシリトール

こんにちは!智治矯正歯科 歯科技工士の梶原です☺

 

9月ももう最終日になりました!

だんだん涼しくなってきて過ごしやすい季節になりましたね!

秋といえば食欲の秋ですが、今日9月30日は「宅配ピザの日」だそうです!

東京都千代田区岩本町に本社を置き、宅配ピザのチェーン店「ドミノ・ピザ」を運営する会社ドミノ・ピザ ジャパンが制定したそうです!

1985年(昭和60年)9月30日に東京の恵比寿に宅配ピザの1号店「ドミノ・ピザ恵比寿店」が誕生、日本で初めて「宅配ピザ」というサービスが始まったことから9月30日は「宅配ピザの日」になったそうです!

 

ちなみにピザとピッツァの違いを知っていますか?

「ピザ」は日本人が発音した際の英語、「ピッツァ」はネイティブな発音の英語、というのは間違いで、ピザはもともとイタリアのナポリが発祥で、正しい呼称は「ピッツァ」になります。これがイタリアの移民によりアメリカに広められ、それが日本に輸入されて「ピザ」と呼ばれるようになりました。「ピザ」という呼び方は日本独自のものであるとされています。

このことから日本では、アメリカ式のものを「ピザ」、イタリア式のものを「ピッツァ」と呼んで区別するようになったのです!

食べ方にも違いがあり、「ピザ」は丸い刃が付いたピザカッターを使い、切り分けて複数人でシェアしながら食べられます。「ピッツァ」は基本的に一人につき一枚で、ナイフとフォークを使って切り分けるか、カットされていない、またはカットする器具がない場合には折りたたむようにして食べます。

このような違いから日本は、「ピザ」が浸透しているみたいですね!😃

 

 

みなさんは「キシリトール」についてどんなことを知っていますか?

多くの長期的な臨床研究で、むし歯予防効果が証明された甘味料は、キシリトールとソルビトールだけです。さらに、ソルビトールよりもキシリトールの方がむし歯予防効果が優れていることも証明されています。

キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく二つに分けることができます。一つはキシリトールだけでなく他の糖アルコールも持つ唾液分泌の促進と再石灰化作用であり、もう一つはキシリトールだけが持つ酸を作らないことと、歯垢中の酸の中和促進、ミュータンス菌の代謝の阻害です。

唾液分泌の促進と再石灰化作用では、糖アルコールには甘みがあるため、口腔内に入れると味覚を刺激し、唾液分泌を促進します。また、ガムとして噛んだ場合には、咀嚼により唾液分泌も促進されます。ただし、唾液分泌が促進されても、唾液そのものにはミュータンス菌の数を減少させる効果はありません。

また、糖アルコールにより歯垢中のカルシウムレベルが上がるので、歯の再石灰化に役立ちます。さらに、糖アルコールとカルシウムの複合体は歯の硬組織中に侵入して再石灰化を促進し、歯を硬くします。

一方、キシリトールだけが持つ作用ですが、ソルビトールやマルチトールなどの多くの糖アルコールは、少ない量ではありますが、口腔常在菌によって酸を作ります。しかし、キシリトールには歯垢中に存在するショ糖を分解する酵素(シュクラーゼ)の活性を低下させ、歯垢中で酸ができにくくする作用に加え、アンモニア濃度を上げて酸の中和を促進する働きがあります。

むし歯予防効果があるといわれるとたくさん摂取したくなりますが、キシリトールを一気にたくさん耐えるとおなかを壊してしまうこともあるので、過剰摂取には注意しましょう!😃