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トピックス

歯肉退縮とは

こんにちは!

7月も後半戦に入り、気温の高い日が続いていますね🌞

水分補給をしっかりし、熱中症に注意しましょう!

さて、今回は歯茎のお話😉👌♪

 

 

・歯の周りを覆っている歯周組織または歯茎が下がる

・歯周組織や歯茎がなくなり歯根が露出している

・歯が長く見える

・歯と歯の間に空隙ができる(ブラックトライアングル)

・口元が痩せて見える

 

このように感じたことはありませんか???このような状態を『歯肉退縮』と言います。では、なぜ歯肉退縮が起こってしまうのでしょうか😖

 

 

①歯槽骨が薄い

歯槽骨は歯を支える働きを持つ大切な組織です。その歯槽骨を覆っているものが歯肉です。通常、骨が折れてしまっても、時間とともに元通りに修復することができます。しかし、歯槽骨は自力で元に戻ることができません。特に、日本人は欧米人に比べ、もともと歯肉と骨が薄く、歯茎が縮小しやすいと言われているようです。 歯周病や、虫歯、咬み合わせの悪さから、徐々に骨が薄くなってしまうこともあります。

 

②矯正治療

矯正治療で、歯を動かすことにより、その周りの歯周組織(歯茎や骨)に影響がでてしまうことがあります。特に、もともと歯周病などがある場合、もともと歯茎が下がっていることが多く、矯正治療をすることで、歯肉退縮のリスクが上がってしまう場合があります。しかし、歯並びが悪い状態では、成長とともに、歯が押し合いになり、歯肉退縮がひどくなってしまう場合がほとんどです。歯肉退縮が悪化してしまう前に、歯並びを整えましょう👍矯正治療前に、歯肉退縮が大きい場合は、矯正治療前後に、歯茎の治療を受ける必要があります✨

 

③歯周病

ブラッシング不良により、歯垢歯石が付着した不衛生な状態が続くと、歯槽骨が溶かされ、同時に歯肉も下がってしまいます。また、虫歯によって、歯槽骨が溶かされてしまうこともあるため、毎日のブラッシングをしっかりと行うことが大切となります。

 

④ブラッシング圧

毎日の歯磨きで、口腔内を清潔に保つことは大切なことですが、ブラッシングの際に、力が強すぎたり、長時間磨きすぎてしまうと、歯茎に傷がついてしまい、炎症を起こし、歯茎を下げてしまう原因となります。歯ブラシの持ち方に注意したり、ながら磨きをしないなど、意識をすることが大切です😊👌

 

 

では次に、歯肉退縮を起こしてしまうとどうなるのか😦⚠

 

①見た目

歯茎が下がることによって、歯が長く見えてしまったり、口元がやせて見えてしまいます。

 

②虫歯

歯茎が覆っていたはずの歯根がむき出しになってしまい、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。

 

③知覚過敏

神経を保護していた歯肉がなくなることで、爪痛いものや熱いものが直接触れる形となり、痛みを感じやすくなることがあります。

 

このように、歯肉はとっても大切な役割をもっています!一度下がってしまった歯肉、無くなってしまった歯槽骨は、元に戻すことが難しいため、大切にしましょう🏥💛

まずは、毎日のブラッシングを少し意識してみましょう!