歯磨き後のうがいは何回?
こんにちは!智治矯正歯科 歯科技工士です☺
今日から8月!
今年は夏祭りや花火大会が開催されるところも多いですね!🎆
3年ぶりに夏らしいことができると思うとワクワクしますが、コロナ患者もとても増えていて、気は緩められません😢
水分補給はしっかりとして熱中症にも気を付けましょう。
8月1日は何の日でしょうか?🙌
1年のうちで水の使用量が最も多い月であることから、節水を呼びかけるために8月1日は『水の日』だそうです!😉
『水の日』の8月1日から1週間は『水の週間』とされています。
日本で年間に使われる水の量は、琵琶湖3つ分と同じ量だそうです!
また、お風呂やトイレなど、1人が1日に使う水は約290Lで、2Lのペットボトル145本にもなります😨
水道の蛇口をひねれば水が出てくる生活が当たり前になっていますが、節水を心がけて、無駄遣いはやめましょう🙆
歯磨きをする時にも水を使いますが、歯磨き後のうがいは何回が適切か知っていますか?
むし歯はむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。これを「脱灰」といいます。
初期のむし歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。フッ素(フッ化物)を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。つまり、再石灰化時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。これがむし歯予防にはフッ化物入りの歯磨き剤(ペースト、粉など)がいいと言われるゆえんです。
しかし、歯磨きのあとに何度もうがいをすると、歯磨き剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食はしないことにより、再石灰化効果が高まると言われています。
現在、日本で販売されている歯磨き剤の多くは体に安全な濃度なので、安心して使用することができますよ!🙌
1回だけではお口の中に汚れが残ってそうで気持ち悪いと思う方もいるかと思います。
そんな方は歯磨き粉の泡立ちが少ないものやフッ素入りの洗口液をお使いいただくことをおすすめします😊
私もうがいを1回にし始めた時は少し物足りないなと思っていましたが、すぐに慣れましたのでみなさんもこれを機に「歯磨き後のうがいは1回」に変えてみてはいかがですか🙌