お子さんの指しゃぶりについて①
こんにちは!
8月も後半に入り、あっというまに夏休みも終わってしまいました!まだまだ気温の高い日が続きますね🥵🌞🌞
熱中症に気をつけましょう😉♪
さて、本日は『指しゃぶり』についてお話したいと思います!
歯並びが悪くなる原因の1つに『指しゃぶり』があります。
1~3歳の指しゃぶり
新生児の指しゃぶりは母乳を吸うための反射的な行動です。乳児の指しゃぶりは、一種のトレーニングでもあり、幼児期前期までの指しゃぶりは生理的なものと考えられ、特に問題はないため、あまり神経質にならずに見守りましょう。
しかし、3歳を超えても、指しゃぶりの癖が抜けないと、歯並びや咬み合わせに影響を及ぼしてしまう可能性があるため、指しゃぶりをやめる練習や声掛けを開始しましょう👌👌👌
🌟歯への影響
指がふやけていたり、指にたこができてしまったり、上下の前歯の間に隙間があくことがあります。早めに指しゃぶりをやめることができれば、自然と隙間が閉じていくこともあります。
3~5歳の指しゃぶり
この頃になると、幼稚園などの入園をきっかけに、赤ちゃんの象徴である指しゃぶりをお友達に見られたくないという意識などから、自然と指しゃぶりをしなくなることもあります。
ご家族の方から、声掛けをしたり、歯科医院で医師からお話してもらうことも、いいきっかけになるかもしれません。保護者の方は、お子さんの生活リズムを整え、外遊びや運動でストレスをためないようにしたり、手や口を使った遊びを機会を増やしてみましょう。また、就寝時に指しゃぶりをしてしまう場合には、お子さんの手を握ってあげる、本を読んであげるなど、お子さんを安心させ、リラックスできる環境づくりを意識してみましょう😉✨
🌟歯への影響
上下の歯に隙間があいてしまったり、上の前歯が前に出てきてしまうことがあります。指しゃぶりの時間が長いと、しだいに口呼吸が癖になってしまい、いつも唇が乾燥していたり、口臭や歯肉炎の原因にもなります。
5歳以降の指しゃぶり
この頃になると、指しゃぶりが習慣となり、残ってしまった場合が多く、指しゃぶりをしている回数、時間、やり方にもよりますが、歯並びに影響を与えてしまいます。5歳以降の指しゃぶりは、自然に治すことが難しく、指しゃぶりをやめるよう積極的に声掛けをしたり、トレーニングを開始し、お子さんにも意識をしてもらうことが大切です👌
まずは、お子さんがどのようなタイミングで指しゃぶりをしているか、観察してみましょう🔍
また、一度やめた指しゃぶりが、再び始まってしまった場合、なぜ指しゃぶりをしてしまうのか、考えてみましょう。生活環境などの変化に対応できず、指しゃぶりがぶり返してしまっている場合もあります。生活面でのストレスが影響している場合も多くありますので、たくさんコミュニケーションをとり、お話することを心掛けてみましょう😉♪
🌟歯への影響
指しゃぶりを放っておくと、歯並びだけでなく顎の骨の成長にも影響が出てしまったり、上下の歯の間に隙間ができることで、舌足らずな発音になってしまうなど、発音にも影響が出てしまう場合もあります。
いつか自然に治るだろうと、そのままにしておくと、癖となりなかなか取り除けない場合もありますので、3歳を過ぎてもなかなか指しゃぶりが抜けなかったり、歯並びに影響が出ている場合は早めに歯科医に相談するようにしましょう✨