口呼吸
皆さんこんにちは😊歯科衛生士の秋本です。
9月になり少し涼しくなってきましたね。
段々と乾燥する季節になってきました。
突然ですが、皆さん口呼吸👄になっていませんか?
実は口呼吸は体にとって悪いことだらけなんです。
人は本来、安静時は鼻呼吸をします。
大量の酸素を取り込む必要のある時に口呼吸になります。
鼻呼吸には2つの役割があります。
1つ目はフィルターのような役割です。
鼻から入った空気中の細菌やホコリを副鼻腔のフィルターの機能により除去しています。
2つ目は加湿器の役割です。
鼻腔によって空気が加湿され、肺胞で酸素が最も吸収されやすい状態となります。
そのため、口呼吸を続けていると、細菌やホコリによって風邪をひきやすくなります。
お口のなかは、乾燥し、唾液が低下して、朝起きると喉が痛い、唇が荒れる、口臭がするなどの症状が現れます。
ぽかんとお口を開けていると見た目も良くありません。
口呼吸の原因
口呼吸の原因は
①アデノイドや口蓋扁桃の肥大、アレルギー性鼻炎や、蓄膿症などで鼻が詰まっている
②出っ歯、受け口などの噛み合わせの問題
③気道に異常はなく、小さい時から習慣的に口を開けて呼吸をしている
などがあります。
口呼吸の影響としては、
①唇が乾燥して荒れる。唾液がネバネバする
②歯肉炎、歯茎が赤く腫れる
③唇の開いてる部分の歯が着色する
④舌に色素沈着や、汚れがつきやすいため、口臭の原因になる
⑤低位舌になりやすい
⑥前歯を唇で抑える力がなくなり、出っ歯やすきっ歯になる。
口呼吸は本人が意識してなくても症状があることがあります。
口呼吸をしている人は、口を閉じた時に、顎の筋肉が緊張してしわになります。
口呼吸をしていると、唇のラインに沿って唇の空いてる部分に着色がつくことがあります。
前歯の着色は口呼吸が原因になっていることが多いです。
また、口呼吸の人は唇は乾燥し荒れてしまいます。これは、口呼吸によって熱い空気が唇の間を通るからです。
唇が乾燥するとリップクリームを塗ったり、唇を舐めたりする人が多いですが、根本的な原因の解決としては口呼吸を改善する必要があります。
口呼吸は二次的に口腔乾燥を引き起こしているようなもので、唾液による自浄作用が低下し、低位舌によって、舌を持ち上げて飲み込まないことも重なり、舌の汚れや口臭の原因になります。
アレルギー性鼻炎や、鼻の病気による鼻詰まりも大きな原因です。
このような場合は、耳鼻科医の協力が必要です。
噛み合わせや、歯並びが原因の場合は、噛み合わせや、歯並びのせいで唇が閉まらないことによって起こります。
この場合、矯正治療により、歯並びや口元、口呼吸を改善する必要があります。
当院は矯正歯科治療のカウンセリングは無料で行っております。
歯並び、噛み合わせによる口呼吸でご相談がある場合はお気軽にご連絡ください。