歯磨きについて
こんにちは!智治矯正歯科 歯科技工士です☺
来月、4月18日は『よい歯の日』です。
1993年(平成5年)に公益社団法人・日本歯科医師会が制定しました。歯科保健の啓発活動を目的としており、「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせからこの日に決定しました。
この活動は、1989年(平成元年)より厚生労働省とともに行ってきた「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という『8020運動』の一環として実施されています。
また、日本歯科医師会は11月8日を『いい歯の日』とし、重点的に啓発活動を実施しています。
むし歯と歯周病(歯肉炎、歯周炎)の主な原因はプラーク(歯垢)です。
上手なブラッシングでプラークコントロールを心がけ、むし歯と歯周病を予防して、一生涯自分の歯で食べられるように頑張りましょう!
~年齢別ブラッシングの目的~
0歳~15歳:むし歯の予防
16歳~30歳:歯と歯茎の健康維持(むし歯と歯肉炎の予防)
30歳以上:歯周病の予防
~歯ブラシの種類~
・乳幼児用歯ブラシ:~6歳
小さく、コンパクトで乳幼児に対する安全性の工夫がされていて、母親が磨いてあげやすいように持つところが太くしてあります。
・子供用歯ブラシ:6歳~12歳
乳歯から永久歯に生え変わる時期でブラッシングが大切です。
生えてきたばかりの永久歯でも磨きやすいように工夫がされ、子供でも持ちやすいように短くし、歯ブラシ部分は、大人用より小さく作られています。
・思春期(中学生、高校生)用歯ブラシ:13歳~18歳
永久歯が全て生えそろった時期です。大人用歯ブラシよりやや小さく作られています。
・大人用歯ブラシ:18歳以上
顎の成長もほぼ完了して、むし歯予防に加えて歯周病予防が必要になります。
様々な口腔内に対応した歯ブラシが販売されています。
~ブラッシング法~
・むし歯予防
奥歯の咬む面の溝に歯ブラシの毛先をあて、小刻みに振動する。
歯の表と裏側に歯ブラシの毛先を直角にあて往復運動する。
歯と歯の間にデンタルフロスを使用する。
・歯周病予防
歯の表側と奥歯の裏側の磨き方は、歯と歯肉の境に歯ブラシの毛先を45度になるようにあて、弱い力で細かく振動する。
前歯の裏側は、歯ブラシを縦に使用する。
歯と歯の間は、歯間ブラシを使用する。
正しい歯ブラシとブラッシング法でむし歯と歯周病を予防して、一生涯自分の歯で食べられるように頑張りましょう!