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トピックス

プレオルソ

こんにちは🌸
歯科衛生士の福田です☺️🦷
今回は当医院でも使用している、子ども矯正の「プレオルソ装置」についてお話しします。

プレオルソ装置と呼ばれるマウスピース型の矯正装置をお口につけて、歯や顎を移動させます。同時にお口の周囲筋のトレーニングを行うことで、歯ならびや噛み合わせを治します。この装置は、口呼吸から鼻呼吸に促すことができたり、舌の正しい位置や正しい発音をトレーニングできる機能(舌矯正装置)も持っています。

プレオルソ装置は、ポリウレタン等を使用しているため弾性があり、お口につけたときにほとんど痛みを感じません😌💙

矯正治療は大きく1期と2期に分けられ、プレオルソ治療は1期治療で行います。1期治療とは4〜10歳(乳歯の時期〜乳歯と永久歯が混合している時期)ぐらいから始めるこどもの矯正治療です。ケースによっては、プレオルソ治療で1期治療を行い、2期治療として本格治療(歯に金具をつけてワイヤーで歯を動かす治療など)を行うこともあります。

プレオルソ装置を使用するのは、起きている間1時間と、寝ている時だけです。そのため学校や外に持って行って紛失するおそれもありません。
使い初めは窮屈感があり、舌にも違和感があります。ただしその違和感は3〜4ヶ月でなくなります。つけながら話すこともできるため、他の矯正治療にくらべお子様の負担は軽減できます。
乳歯や生えたての永久歯がある時期の歯はむし歯になりやすいため、寝る前に装置を外して歯みがきをします。その際、フッ素入り歯みがき粉を使ってください。その後にプレオルソ装置をつけて寝れば、フッ素が唾液で流れ落ちにくいので、よりむし歯予防の効果が期待できます。

寝ている間にプレオルソ装置がお口から外れてしまう場合には、お口にテープを貼ってもらいます。テープの種類は、包帯をとめるサージカルテープです。テープをすることによりお口から装置が出ないだけでなく、装置の効果を高めたり、鼻呼吸を促すこともできます。

お口の周囲筋のトレーニングもしていただきます。プレオルソ装置をつけて会話、嚥下をすることです。
プレオルソ装置をつけることで舌が正しい位置を覚え、正しい嚥下が自動でできるようになります。また、上顎に舌を押し当てた状態になるため、舌を出しながらサ行、タ行を発音するお子さんも、正しい舌の位置で発音ができるようになります。基本的に日中は1時間程使用してもらいますが、長くつけられるのであれば、その方がよりトレーニングになります。ただし、無理は禁物です❣️

ご質問があればお気軽にスタッフに声をかけてください。