ドライマウス
こんにちは🌞
歯科衛生士の福田です。少し前に梅雨が明けましたね!カラッとしたお天気でお洗濯ものがよく乾いてうれしいです。
気温が高く、毎日暑い日々なのでマスクを着用する機会も減ってきました。
ただ、コロナは今も流行っているのでマスクを着用される方も多いと思います。コロナが流行し始めて、マスクを着用するようになった時からよく聞くお悩みのひとつに、「口臭」があります。とくにお口が乾燥した状態「ドライマウス」だと症状がひどくなります💦
今回はそのドライマウスについてお伝えしたいと思います。
ドライマウスとは
口の渇きや口臭、ネバつきなどが気になったことはありませんか??
ドライマウスは様々な原因で唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する病気で口腔乾燥症とも呼ばれます。
糖尿病や腎不全などの病気を介して起こることもあれば、ストレスや筋力の低下、さらには服用しているお薬の副作用で起こることもあります。
ドライマウスの症状
- 歯垢(プラーク)が付きやすくなり、虫歯や歯周病が進行する
- 口の中がネバネバする
- パンなどの水分の少ないものが飲み込みにくい
- 口臭がひどくなる
- 口内炎ができやすくなる
- 口の端が切れやすくなる
皆さんは当てはまるものありましたか??
ドライマウスの予防法
すぐに始められる予防法がいくつかあります。
① 鼻呼吸
口呼吸をすると、口の中の唾液が蒸発してしまうので、常に鼻呼吸を心がけてみてください。
エアコンで乾燥したお部屋にいると鼻が乾き、口呼吸の原因にもなってしまうので、湿度にも注意を払うようにしましょう。
また、口の渇きを感じたら、こまめに水分補給をし、口の中の潤いを保つようにしましょう。
② 食事
レモンや梅干しなど、酸っぱい食品は唾液の分泌を促します。しかし、重度のドライマウスに悩む人には刺激が強すぎて痛みを伴うことがあるので注意して下さい。
また、ガムを噛むと口の周りの筋肉が鍛えられて唾液の分泌を促すことができます。
③ マッサージ
唾液の分泌を促すためには、口の周りの筋肉を活発に動かすことが大切です。舌の下側と下顎をくっつけている部分を伸ばすようにします。舌打ちするなどの運動でも口周りの筋肉を鍛えましょう。
また、舌の付け根の真下の顎の部分、顎のエラから3センチ程内側、耳たぶの下などを指で押して行う唾液腺マッサージも効果的です。
まとめ
お口の乾燥が気になるときにはぜひ試してみてください!暑い日々が続きますが、熱中症にならないように水分補給をしながら過ごしてくださいね✨