マウスピース治療の再オーダーについて
こんにちは!あっという間に9月に入りましたね🌞
さて、今回はマウスピース矯正についてのお話です🙋
当院でも人気のマウスピース矯正治療👌患者さんの歯型からオーダーメイドで作製したマウスピースを装着し、1週間に1度マウスピースを交換することで、歯を動かしていく治療法になります。
①iTeroという機械で口腔内のスキャンを行います(歯並びや咬み合わせ)
②スキャンデータをもとに、細かい調整を行いオーダーメイドのマウスピースを作製
③出来上がったマウスピースを装着👌
歯にしっかりと力を加えるために、歯に『アタッチメント』という透明の樹脂を歯に装着
④1週間交換でマウスピースを装着して治療開始👌
⑤再オーダーを繰り返す
⑥歯が綺麗に並んだ頃に保定期間へ移行
⑦保定期間(綺麗に並んだ歯を安定させるための観察期間)終了後、治療完了👌
このような流れで治療を進めていきます。
1週間交換のマウスピースで、少しずつ歯を動かしていくため、ワイヤー矯正よりも痛みが少ないのも特徴です🙋マウスピースの枚数は、歯並びにもよるため個人差がありますが、歯の移動量が多いほど枚数が多くなります。(目安ですが、非抜歯矯正の場合 約1年半、抜歯矯正の場合 約2年~2年半)
ここで⑤『再オーダー』について
マウスピース矯正治療では、iTeroでスキャンしたデータを元に、治療完了までの歯の動きの計画を立てていきますが、このスキャンは1度きりではありません。患者様がしっかりとマウスピースを使用してくれていても、治療を進めていく中で、どうしても実際の歯の動きと、予想して作製したマウスピースとでは、誤差が出てきてしまい、エラーが出てしまいます。(使用中にマウスピースと歯の間に浮きが出たり、しっかりフィットしなくなってくることがあります)
エラーがおきてしまったときに行う修正工程が『再オーダー』です。現状で再度スキャンを行い、細かい調整、計画を立てたうえでマウスピースを再作製していきます。必ずしも全員行う工程ではありませんが、ほとんどの方が必要になる工程になります。
再オーダーをお伝えすると、『また初めからやり直しですか?😱?今まで動かしたのは無駄だったんですか😱?』という質問をよくいただきますが、そうではありません。今まで動かしてきた歯にさらに修正を加えて、ゴールに寄せていくための追加リニューアルだと思って頂ければと思います🙋
また、永久歯への生え変わり期間中のお子さんは、乳歯と永久歯の生え変わりで、マウスピースが適合しなくなることもあるため、その際にもも、再オーダーが必要になります。このように、歯の動きや成長を観察しながら少しずつ歯を動かしていくため、当院では2か月に1度来院していただき、適合チェックをさせていただいております🙋🦷せっかく進んでいたのに追加といわれると少しがっかりしてしまうかもしれませんが、しっかりとゴールに進んでいますので、一緒に頑張っていきましょう!